2013年10月18日金曜日

肺炎球菌ワクチン




11月から肺炎球菌ワクチンが変わります。

肺炎球菌には現在90種以上の種類があるそうで、これまではそのうち感染頻度の高そうな7種類に対応するワクチンでした。しかし7種類以外の肺炎球菌の割合が増えるようになり、11月1日から13価肺炎球菌ワクチンに変更されます。

新ワクチンを接種したいので11月まで接種を待ったほうが良さそうに思いますが、厚生労働省の小児肺炎球菌ワクチンの切替えに関するQ&Aによれば、『小児の肺炎球菌感染症は、特に乳幼児期に重症化することが多く、問題とされる病気です。ワクチンの接種を遅らせたり、途中で中断したりしてしまうと、十分な予防効果を発揮できずに肺炎球菌感染症を発症してしまう可能性があります。そのため、原則として11月1日の導入を待つことはお勧めできません。』と発表されています。

肺炎球菌ワクチンの中身が変わりますが、スケジュールは何も変更しなくていいようです。