2013年10月4日金曜日

おねしょと夜尿症


1 おねしょのしくみ
 おねしょは夜眠っている間につくられる尿の量と、尿をためる膀胱の大きさとのバランスがとれ
 ていないために起こります。
 夜間につくられる尿の量が多すぎたり、膀胱が小さすぎたりすると、おねしょになります。

2 おねしょと夜尿症
 どちらも眠っている間におもらしをすること。
 幼児期にするのを「おねしょ」
 5~6歳をすぎても月に数回以上することを「夜尿症」

3 子どもへの配慮
 あせらず・・・おねしょは生理的な発達に影響されます。
         あせらずに成長を見守りましょう。
 起こさず・・・夜ぐっすり眠ることで抗利尿ホルモンがたくさん分泌され、夜の尿量がへります。
 おこらず・・・自分の意思でコントロールできないことをおこられても、子どもはつらいだけです。

医療機関への相談
 幼児期のおねしょの多くは、成長とともにおさまりますが、小学校に入っても夜尿症が続くことは
 少なくありません。
 そのような場合、子どもが自信をなくしたり、ストレスで夜尿症が治る時期が遅くなることもありま
 す。
 夜尿症は医療機関で治療できる病気です。
 治療することで、2~3倍早く治ることが期待できます。